カカオからチョコレートができるまでなが~い時間がかかってるのはご存知でしょか?
今回は、カカオ豆がチョコレートになるまでを説明します。
カカオ豆を取り出す
まずはカカオポットと呼ばれるラグビーボールのような身の中に、白いパルプに包まれたカカオ豆の房をポッドから取り出します。

発酵
バナナの葉で覆い木箱の中で約5日~7日間自然発酵されます。発酵過程でパルプはとれ茶色く変化していきます。

乾燥
発行が終わるとカカオ豆の水分を抜くため約1週間乾燥させます。水分量は7~8%未満に減少させます。
乾燥が終わると私たちが見たことのあるカカオ豆に変わり、袋詰めされ貯蔵・出荷されます。

焙煎
チョコレートの香りを決定づける重要な工程。150℃熱を加えてチョコレートの特有の香りや香ばしさを引き出し酸味と渋みを抑えます。焙煎する方法や時間、湿度によりチョコレートの香りは大きく異なります。

焙煎後、カカオ豆を粉砕し殻や胚芽を取り除き、カカオニブを取り出しすりつぶします。
カカオニブをすりつぶしカカオマスといいます。

混合・微粒化・精錬
カカオマスになったものを砂糖、乳原料、ココアバターと混ぜ合わせていきます。
混ぜ合わせたものを口の中でざらつきを感じないぐらいまでさらにきめ細かくすりつぶしていきます。
きめ細かくなったものを長時間かけ練り上げることで舌触りがよく、風味豊かなチョコレートに仕上がります。
テンパリング
チョコレートの中の脂肪分を安定させ、光沢のあるチョコレートにするためにテンパリングという作業を行います。テンパリングは温度調整(冷やしたり温めたり)をしながらココアバターを安定した結晶にするする作業です。
テンパリング後、方に流し込んで固めればチョコレートの完成です。
まとめ
カカオ豆の収穫から我々の手元に届くまで考えれば1カ月以上もの歳月を掛け、チョコレート届いているんだなと思うと、なんだかもっと味わって食べなきゃいけないかとか思ってしまいますね。
またカカオは育った地域・品種によっても味わいが違うみたいなので食べ比べてみるとより面白いかもしれません。
今回はカカオ豆からチョコレートができるまでを紹介しました。ぜひ、参考にしてみてください。
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